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生け花とは?
生け花は、草木や枝、木の実や皮といった『花のいのち』を活かして美を表現し日本の美しい文化と伝統を目で体感してもらう芸術です。
1つのスペースに収められた四季の感覚。そして植物が生まれ、朽ちていくまでを表す。
そんな人生を表すことができるのも生け花の楽しみであり、骨頂ともいえます。
いけばなの基本
いけばなの事を知らない人の為にいけばなの情報をまとめました。
いけばなに興味がある人やこれから習い始めようと思っている人は参考にして下さい。
生花
しょうか、せいか、どちらで読んでも構いません。 いけばなと言えば生花といって良いくらい一般的です。 基本的には自然の状態を活かし、少しだけ手を加えるいけばなになります。
自由花
自分で花を選んでいける事ができるのが自由花です。 花の大小により役割が異なっています。
基本の花形について
いけばなには基本の花形が存在します。簡単に説明しますので、ご参考にして下さい。
三才型
三才型は天、地、人の3つの大きな働き手からなるいけ方です。
『才』の文字には"働き"という意味があり、3つの働き手が一体となり、万物と調和することで法則性を生み出します。
天地自然と対立することなく、無限に調和する。それは人間社会においても同じことが言えます。
そこで三才型では天・地・人の要素を3つの枝に置き換え、それぞれ『真・留・体』と称すことで部屋の一角に調和のとれた華を作り出します。
この型は互いに対立することなく、三者が一体となって調和しあうため、歪みのない枝作りを実現することができます。
無限の調和と目的を持ち、ひとつの小宇宙を作り出す。それが三才型の真髄と言えます。
陰陽型
日の当たる場所を『陽』と言い、日の当たらない影を『陰』と呼ぶ。
この2つは相反する性質を持っていますが、どちらか片方がなくなることはありません。
人の立つところに影ができ、昼が陽であれば夜は陰。この概念は極めて単純かつ素朴なもので、かつては2つの要素が消長しあうことで、万物の生成変化が起こると言われていました。
いけばなでも同じで、直立があれば屈曲もあり、裏があれば表もある。
この2つの対照的な要素こそ大切になります。
三才型を見ると、天が陽を示し、地が陰を示します。
その間に立つ人があって三才型。つまり真と留の役枝があれば、いけばなとして成立します。
したがって、人(体)の含まれない花型を『陰陽型』と呼んでいます。